川西孝彦社長
有力米穀企業・幸南食糧は、自社製造の冷凍米飯やレトルト製法のパックご飯・粥など、加工品の輸出を強化する。有力コメ卸の同社だけに長年、精米で米国やシンガポールなど12ヵ国に実績を持つ。23年11月から始めた加工品の輸出額は前期(6月期決算)、1億円に到達し、26年には5億円達成を目指す。 川西孝彦社長は「海外で日本米のおいしさは知られるが、精米では価値が伝わりにくい」と痛感。そこで昨年初、自前のレトルト米飯製造設備に、冷凍米飯製造ラインを本格稼働させ
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