太陽化学、PHGGで新知見 酪酸産生菌併用の有用性を確認

ニュース 総合 素材 2024.08.07 12802号 08面
各食物繊維の培養後の菌体量(上)と酪酸濃度

各食物繊維の培養後の菌体量(上)と酪酸濃度

 太陽化学は、グアーガム分解物(以下PHGG)をはじめとする各種食物繊維や構成糖について、酪酸産生菌(クロストリジウム・ブチリカム)との組み合わせ効果を比較検証し、分子量によらず各食物繊維の中で最も酪酸産生促進能が高いことや、PHGGの構成糖であるマンノースおよびガラクトースも酪酸産生を促進することを確認した。
 同研究では、酪酸産生菌の培養液をPHGG、低分子PHGG、難消化性デキストリン、イヌリンを各1%含む液体培地に添加し、37度Cで120時間培

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