紀州梅干し、豊作・猛暑で需要増期待 効用にも注目

完熟梅の収穫期は6月中旬から7月上旬ごろ
【関西発】和歌山県では南高梅が2年連続の豊作となり、今年も昨年並みの玉数が見込まれている。紀州梅干し業界では昨年、増量企画などの積極的な対応に終始したが、販売は伸び悩んだ。今年は豊作とともに、夏場の猛暑需要も加われば、大幅な販売回復の期待がかかる。(徳永清誠)
紀州梅干しは2020年に歴史的な凶作に見舞われ、我慢の販売を強いられていたが、21年収穫量は20年比1.6倍の6万7500tとなり、厳しい
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