食品産業文化振興会、農研機構・田部井氏がゲノム編集食品の開発などで講演

田部井豊室長

田部井豊室長

 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の田部井豊室長(新技術対策室)は、14日、東京・八丁堀で開かれた日本食糧新聞社主催の食品産業文化振興会で、「ゲノム編集応用食品の開発状況と食品産業への課題」をテーマに講演した。「ゲノム編集は品種改良の手法の一つで、耐病虫性・環境ストレス耐性を持つ作物の効率的な育種を可能にした」と語り、「これを使って日本および世界が直面する地球温暖化による栽培適地の変化や食料自給率の低下などの問題を解決するのに大変有用な技術だ」と将来の可能性を示した

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