国連WFP協会、「#ごちそうさまチャレンジ」キャンペーン 50万人に学校給食支援
国連WFP協会(安藤宏基会長)は「#ごちそうさまチャレンジ」キャンペーンを実施した。21万件を超える投稿が集まり、途上国の約50万人分に当たる学校給食支援を行う。SNSで気軽に応募できる寄付キャンペーンで、9月29日~10月31日まで展開した。食品ロス削減の取組みに加えてごちそうさまを表現する写真などの投稿で、1投稿当たり学校給食5人分(150円)などを協力企業が国連WFP学校給食支援に寄付する取組み。
「#ごちそうさまチャレンジ」には、過去最高を更新する21万1394件の寄付対象アクションが集まり、前年の67%増となる50万人に学校給食を届ける。国連WFP協会は、一昨年まで「ゼロハンガーチャレンジ~食品ロス×飢餓ゼロ~」として実施し、途上国の約77万人の子どもたちへ学校給食を支援してきた。「#ごちそうさまチャレンジ」2年目の今年が50万人分の学校給食支援数に達し、昨年の30万人分支援と合わせて直近2回のパワーアップした新キャンペーンは、過去5年間の活動を超える支援スピードとなった。
キャンペーンは「賢く買う」「使い切る」「食べ切る」などの食品ロス削減につながる行動や取組み、「ごちそうさまポーズ」をハッシュタグ「#ごちそうさまチャレンジで飢餓をなくそう」をつけてSNSに投稿するというもの。投稿すると学校給食5人分(150円)に加えて、アンバサダーの投稿を拡散すると学校給食3人分(90円)が協力企業・団体28社から国連WFPの「学校給食支援」に寄付される仕組み。
▽結果サイト=https://www.jawfp.org/worldfoodday2023/(宇津木宏昌)