サステナビリティ 未来への胎動:アクポニ 循環型生産でSDGs
縦型水耕システムと床下に配置された養殖用水槽
濱田健吾社長
◆魚と野菜を同時に育成
魚と野菜を一緒に育てる循環型生産システム「アクアポニックス」が注目されている。生産性と環境配慮の両立ができる持続可能な仕組みはまさにSDGsを体現したもので、日本でも徐々に認知が高まってきた。この新システムの普及を目指すアクポニ社は、2014年に設立された日本初のアクアポニックスの専門企業。同社の取り組みを通して、資源やエネルギーを循環させる新しい生産システムやアクアポニックスの可能性などについて紹介する。