サステナビリティ 未来への胎動:「AFP社」ロス削減主導 産官学で地域の食循環

ニュース 総合 2024.03.08 12726号 01面
プロジェクトには多くのメンバーが参画(後列右から2人目がASTRA FOOD PLANの加納千裕社長)

プロジェクトには多くのメンバーが参画(後列右から2人目がASTRA FOOD PLANの加納千裕社長)

販売された「ぐるりこ」を使った商品

販売された「ぐるりこ」を使った商品

 ◆埼玉から「もったいない」減らす
 埼玉県富士見市に本社を構えるフードテックベンチャーのASTRA FOOD PLAN(AFP社)が主導する「埼玉 食のサーキュラーエコノミープロジェクト」の最終報告会が5日、東京都内で行われた。埼玉県内でこれまで廃棄されてきた規格外の農作物や、食品工場で発生する野菜端材などを過熱蒸煎機でパウダー化し、県内の大学や事業者、自治体、商工会などと連携して商品化することで、地域の食の循環型モデルを作る産官学の取り組みだ。

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