胃心伝真=現場百遍

総合 コラム 2015.04.15 11167号 01面

 鱸(シーバス)のルアー(擬似餌)釣りを始めた。道具を揃え10回ほど竿を振りに行ったが坊主が続き、難しい。現場百遍という言葉がある。潮回りや時間・季節・腕など、さまざまな要因が重ならないと釣れない。釣れるポイントを何度も踏まねばならぬようだ。ネットの情報入手も、足を運ぶ行為にはかなわない▼そういえば業界紙の記者仕事も、店頭を定点観測し変化を見る。長期に継続して追うことで報じられる記事もある。現場百遍は取材にも通ずると、一見仕事と無縁の釣りに気付かされた▼業務用見本市FABEX

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