イカ加工業界、不漁続き苦境に 違法外国船影響も
16年後半から3年連続でスルメイカの不漁が続き、イカ加工業界は苦境に立たされている。日本海側では、沿岸部で捕れる生イカが不漁。沖合に出て新鮮なイカを船内で瞬間冷凍する船凍(せんとう)イカも、能登沖にある大和堆(やまとたい)の好漁場では、日本の排他的経済水域(EEZ)にもかかわらず違法外国漁船による密漁が続き漁獲量が減少。水産や珍味メーカーの今上期業績も、イカ不足による原料高が収益圧迫の一因となるなど厳しい状況だ。(山本大介)
16年後半から3年連続でスルメイカの不漁が続き、イカ加工業界は苦境に立たされている。日本海側では、沿岸部で捕れる生イカが不漁。沖合に出て新鮮なイカを船内で瞬間冷凍する船凍(せんとう)イカも、能登沖にある大和堆(やまとたい)の好漁場では、日本の排他的経済水域(EEZ)にもかかわらず違法外国漁船による密漁が続き漁獲量が減少。水産や珍味メーカーの今上期業績も、イカ不足による原料高が収益圧迫の一因となるなど厳しい状況だ。(山本大介)