22日午後7時にのれんを下ろし閉店。かつて繁華街だった中心地のシンボルがまた一つ消えていく
【新潟】新潟市でかつて繁華街だった古町の中心地にある新潟三越が22日、113年の歴史に幕を閉じた。新型コロナウイルスの影響でセレモニーは行わなかったものの、高橋芳明店長が閉店後に入口で「長い間ありがとうございました」とあいさつしシャッターを下ろした。閉店後の土地・建物は同市内にある総合建設業の廣瀬が購入する。
新潟三越は、新潟駅のメーン通りから約2km、信濃川が流れる万代橋を渡った新潟島といわれる地域の古町にあった。前身は小林呉服店で、現在の新潟三