セブンイレブン、一体型植物工場稼働へ 安定調達・効率化図る

小売 ニュース 2018.11.30 11802号 01面
植物工場で生産のリーフレタスを使ったサラダを手にする古屋一樹セブン―イレブン・ジャパン社長(左)と齊藤正義プライムデリカ社長

植物工場で生産のリーフレタスを使ったサラダを手にする古屋一樹セブン―イレブン・ジャパン社長(左)と齊藤正義プライムデリカ社長

独自の光制御技術で付加価値の高い野菜を生産できる

独自の光制御技術で付加価値の高い野菜を生産できる

 セブン-イレブン・ジャパンとプライムデリカは、初めてとなるデイリー商品の専用工場と一体化した完全制御型の植物工場を19年1月から稼働し、原料の安定調達と品質や衛生管理を製販一体で取り組む。生産者の担い手不足や天候不順による品質の悪化や価格の上昇が問題になる中、野菜の生産からサンドイッチやサラダなどの商品の製造から販売まで一気通貫で管理して効率化を図る。プライムデリカが60億円を投資して18年8月に開設の植物工場「相模原ベジタブルプラント」は20年春のフル稼働時にはリーフレタ

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