新型コロナ影響、惣菜パック販売増やす
新型コロナウイルスの影響を受け、食品スーパーや総合スーパーの惣菜などの販売で、ばら売りともにパック販売に力を入れる店が増えているという。
ばら売りも、トングを1時間おきに洗う、消毒液を置くなど衛生管理の工夫もしている。
そのほかの商品の売れ行きについては、生ものを避ける消費者の傾向から水産品では生魚より煮魚や焼き魚の動きが従来より良くなっており、保存が利く冷凍食品も好調という。
2月26日の日本チェーンストア協会(JCA)の1月度の販売統計の発表で話したもの。
新型コロナウイルスによるチェーンストアの販売動向に対する影響について、JCAの井上淳専務理事は「毎日の生活の買い物において全体として影響は受けにくい」と指摘した上で、「この先の状況によっては外出を控えるなど客足が遠のくことや消費者心理がさらに冷え込む懸念がある。今後の状況に注視する必要がある」と警戒感も示した。(山本仁)
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