データで読み・解き・探る食の今:SM景気動向=コロナ禍で売上げ左右も 仕入原価上昇続く
SM3団体による景気動向調査をもとに、コロナ前の19年1月からコロナ後に移行する23年5月までのSMの経営状況の推移を見ると、売上高のDI(指数)はコロナで左右してきた一方、食品仕入原価の上昇はコロナ2年目の21年5月から始まって以降、2年が経過した今年5月も高水準だ。
値上げが高止まりしている中、いかに販売数量の減少を抑えられるかが問われる。
経営動向調査はSMの中核店舗の各経営状況について、前年同月と比較して「かなり増加」から「かなり減少」までの5段階で評価し、前年