データで読み・解き・探る食の今:23年暦年業態別販売動向

統計・分析 小売 2024.02.09 12716号 05面
23年1~12月暦年業態別売上高実績

23年1~12月暦年業態別売上高実績

 ●人流回復、値上げで全業態が前年超え
 23年暦年(1~12月)の業態別販売動向はアフターコロナの人流回復と値上げが大きく影響し、全業態が前年を上回った。
 新型コロナの5類への移行で行動制限も撤廃されて、CVSは客数増で売上げを伸ばし、百貨店は訪日客需要の回復が追い風になった。GMSとSMは、値上げが続いた食品がプラスに寄与した。
 百貨店は総額5兆4211億円、前年比9.2%増と4年続いて増加した。コロナ前の19年に比べ3.0%減にまで回復した。訪日客売上高は3484億

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら