業態別主要企業月次販売動向(23年5月~24年5月)
5月度の小売業の販売動向は各業態各社とも前月に続いて、おおむね前年を上回った。百貨店は訪日需要がけん引して高い伸びだった。GMSやSMは青果の相場高で生鮮品の販売が全体を押し上げた。CVSは客数増でプラスを確保。DgSも堅調が続く。ただ食品の買上点数の減少が続いているため、節約志向は根強いと指摘する声も聞く。(山本仁)
●団体・生協統計=全業態6ヵ月連続増に
5月度の小売業界団体と生協の統計によれば、全業態が6ヵ月連続で前年を上回った。百貨店が3ヵ月ぶりで2桁増だっ