地域ごとの食料価格差に異変が生じている。総務省が6月28日に公表した23年の消費者物価地域差指数(全国平均=100)によると、食料は沖縄県が3年連続で全都道府県中最も高い水準(106.4)となったほか、北海道(102.4)が前年の8位から5位に浮上した。人口下位の山陰・北陸各県が全国上位に定着する傾向も一段と強まっている。 消費者物価地域差指数は総務省「小売物価統計調査(構造編)」の一環として13年から毎年集計・公表されているもの。食料など10大費
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