食品機械、23年販売額5.5%増 生産性向上ニーズ反映

 食品機械の出荷額が上向いている。経済産業省が6月28日に公表した生産動態統計調査年報によると、23年の食料品加工機械・包装機械・荷造機械の販売金額は2878億円となり、前の年に比べ5.5%増加した(従業者数30人以上の事業所の合計実績)。コロナ禍を経て中小を含む食品メーカーの設備投資意欲が高まってきた可能性がある。
 機械品目別の年間販売実績は、精米麦機械53億円(前年比52.3%減)、製パン・製菓機械374億円(同11.9%増)、醸造用機械99億円

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