日本料理の伝統「庖丁儀式」 四條流十六代家元・入口修三氏が披露

巧みな包丁さばきと美しい所作で魅了した入口氏

巧みな包丁さばきと美しい所作で魅了した入口氏

 「庖丁儀式」は日本王朝時代の極めて厳粛な儀式であり、古典文化生活の一面を今に伝えるものだ--愛知県調理士労働組合(愛調会=鳥居久雄組合長)はこのほど、名古屋市内のホテルで平成24年度第90回総会を開催、その懇親会の場で同組合の前組合長で全国日本調理技能士会連合会副会長の入口修三(柏修)氏が「四條流庖丁儀式」を行った。  「庖丁儀式」は、四條中納言藤原朝臣山陰卿がコイに包丁を入れたことから始まったといわれ、平安時代初期から天皇や貴族などの賓客をもてなす

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介