永谷園ホールディングス、3月期は過去最高益を更新
永谷園ホールディングスは前3月期、営業利益を前年比37%増の46億8800万円と過去最高に伸ばした。同45.6%増の経常益45億7000万円、同62.7%増の純利益18億6900万円も業績を更新した。コロナ対策の内食増に安定供給を優先し、お茶漬けやお吸いものといった主力品展開に集中。収益改善も進み、大幅増益になった。連結売上高はコロナ禍で「ビアードパパ」などの中食が苦戦し、前年比2.3%減の1026億1100万円。今期は中食回復を見込んで連結増収に転じる。