全国約1600の酒類メーカーが所属する日本酒造組合中央会は25年、本格焼酎・泡盛を使ったカクテルをさらに浸透させる。バーテンダーの団体と組み、本格焼酎・泡盛を使った定番カクテルを考案。カクテルレシピは業界内で共有し、誰でも使えるようにする。大阪・関西…続きを読む
紅乙女酒造は酒類の市場傾向として、忘年会日程がかつてに比べ、12月3週目に集中するようになった点を挙げる。数自体も少なくなっている分、年末の風景は昔と様変わりした印象だという。商品では主力ブランドが厳しい分、香り系含め、新しい商品を打ち出す動きが各社…続きを読む
小正醸造では、毎年出している「メローコヅル 嘉之助カスクフィニッシュ」が今年で4年目を迎えた。直近の2025版も受注は堅調。市場に根付いてきた印象があるという。 最近注力するのが、麻婆豆腐とのペアリングだ。「黄猿」と「蔵の師魂 The Orange…続きを読む
本坊酒造は芋焼酎市場について、サツマイモ基腐病の影響は抵抗力が強い新品種「みちしずく」の栽培面積が拡大し、今後の原料確保に一定のめどがついたととらえる。同社でも、昨年の製造量はプラスで着地した。 酒類品評会関連では、「ISC(インターナショナル・ス…続きを読む
オエノンホールディングス(HD)はロングセラー商品の「博多の華 麦1.8L入り」をはじめ、高付加価値商品の「同三年貯蔵」や国産大麦にこだわった「THEシリーズ」「樽熟成系パック」の販売に引き続き注力する。香りに特化した「CANBASY」をはじめ、ユー…続きを読む
高橋酒造は本格焼酎市場について引き続き、香り系焼酎トレンドが拡大するとして一層発信を強化し、選んでもらえるブランドを作る必要があるとみている。原料に関しては、国産米高騰などの変化がある中、今後も価格動向を注視していく。 「白岳KAORU」は、同社が…続きを読む
宝酒造の24年4月~25年3月における本格焼酎の販売数量は、4130kl(前年比4%減)となった。飲み方によって香りが変わる新感覚の“異才”な芋焼酎で、ソーダ割りではフルーティーな香りが楽しめる「ISAINA」と、芋と芋麹だけで造る“芋100%”を強…続きを読む
雲海酒造は、酒類市場の動向についてハイボールやRTDなどが好調で焼酎消費量が年々減少傾向な中、インバウンド需要や外食需要回復の波にどれだけ乗れるかが重要なポイントだとみる。高価値商材の提案強化により新たな顧客を獲得し、ブランド価値構築にも注力する必要…続きを読む
三和酒類は、本格焼酎市場全体が若干麦焼酎へシフトしている点に注目する。他原料事情の影響のみによるものか、嗜好(しこう)が麦焼酎へきているのかについては、注意深く見ていく必要があるととらえる。 商品別では、アルコール度数20度への利用移行がみてとれる…続きを読む
薩摩酒造では、本格焼酎市場全体が厳しい中、主力ブランド「さつま白波」「黒白波」では、ロイヤル飲用層を守る取り組みを行っている。「神の河」は、ホワイトオーク樽に3年以上貯蔵した長期貯蔵麦焼酎。同品に関しては引き続き、他社貯蔵焼酎との差別化を強化していく…続きを読む