女性1000人に聞きました・金曜、土曜は自宅でワイン
女性が一週間のうちにお酒を飲むのは、週始めの月曜日が最も低く、週末金曜日にグーンと上昇して、土曜日にピークとなり、日曜日にやや下がる。主に自宅での飲酒は土・日曜日にピークとなる。特に三〇代以上の女性は土・日曜日に「主に自宅」で飲酒する率が高い。「ワイン」についてみると、二〇代、三〇代は金・土曜日、四〇代~六〇代では土・日曜日に飲用するという。二〇代では、週末の金・土曜日のワインの飲用率が高い。同時に「カクテル」飲用率も高いという回答が出ている。
これはV&S展東京開催事務所(03・3405・0171)が、今年2月に首都圏在住の二〇~六〇代の「女性一〇〇〇人を対象にまとめたワインに関する調査結果」報告(回答一○一五人)によるものである。
さらに、「自宅でワインを飲用する理由」を聞くと、「味が好き」が八三%で最も多く、次いで「食事に合う」五八%、「健康によい」四七%という結果になった。特に健康によいとの理由は「ポリフェノールが入っている」という回答が圧倒的。
また「ワインを好きになったキッカケ」に迫ってみると、六〇代では「海外旅行・外国生活」、五〇代では「身体・健康によい」ことを、四〇代では、「おいしさ」をあげた人の割合が高かった。それぞれの年齢層によって違いが出ている。
こうしたワインにこだわるあらゆる年齢層の女性に合うワインとして評価を高めているのが、ユーキトレーディング(株)(東京都渋谷区、03・5466・8760)から発売されているAOC「ピノデ・シャラント・フォンガラン 赤・白」(いずれも各五〇〇ミリリットル)だ。
フランスはシャラント地方のAOC認定(地域、品種、剪定、収穫、製法、アルコール度など)ぶどう果汁に、コニャックブランデーを四〇%ブレンドし、オーク樽で二~三年寝かせた、とても珍しいタイプで、アルコール度数一六~二二%と心地よい飲みやすさが特徴のひとつだ。開栓してからも、冷蔵庫で保管すると、七カ月ほどもつので経済的でもある。数あるピノデ・シャラント・フォンガランの中で最も高く評価されており、毎年数々の賞を受賞しているのが「シャトー・ドゥ・ディドンヌ社」の製品。
フランスでは「上流階級の女性が好んでオーダーするワインで、ちょっと気取ってかっこよく飲むならこのお酒に勝るものはないといわれる」ほど、女性に人気のワインだという。
名前に使われているフォンガラン(FONTGALANT)とは、フランス語で愛の泉という意味。「昔、ディドンヌの城のそばに恋人たちが逢い引きする泉(フォンガラン)があり、ここに住む孔雀たちは、堂々と羽を広げてこの楽しい語らいに色を添え、恋人たちに幸福の訪れを知らせた」という話にちなんでブランド名にした。その孔雀をシンボルマークとしてラベルにあしらっている。
気になる味の方は、酸味と甘味のバランスが絶妙で、上品で細やかな味わいを楽しめる。キリッと冷やして食前食後に、またロック、シャンパン、スパークリングワインやソーダなどで割って食事中でもいただける。
赤(輝くルビー色)は、フォアグラ、青カビチーズ、イチゴなどの赤い果実、中華料理(ソーダで割っても)にも、アイスクリームにもよく合う。(印象としては、プルーンや赤い果実の豊かな果実味とふんわりした甘味)。
白(輝く薄麦藁色)は、生ガキ、テリーヌ、カナッペ、アイスクリーム、ケーキ、メロンなどと一緒に。(印象としては、花や果実の砂糖漬けのように軽く、酸味と甘さのバランスが見事だ)。