第6回業務用加食ヒット賞・給食冷食:丸源=モナクリスタルフローズンスムージー

2002.09.16 260号 27面

■シトラスカロチンブースト

作り方/ブレンダーに「スムージーベース シトラスミックス」とIQFカットフルーツオレンジ、ニンジン(生)を入れ、最後に氷をいれてミキシングする。

ポイント/ニンジンはベビーキャロットを使用するとくせがなく飲みやすく仕上がる。

■パワーベリー

作り方/ブレンダーに「スムージーベース ベリーミックス」とバナナを入れ、最後に氷を入れてミキシングする。

ポイント/ヨーグルトを加えるとさらにヘルシーなメニューになる。

■ベジタブルサンシャイン

作り方/ブレンダーに「スムージーベース ベジタブルミックス」とオレンジジュースを入れ、最後に氷を入れてミキシングする。

ポイント/オレンジジュースの割合を増やすと状態がゆるくなるので、オレンジ風味を強くしたい場合はIQFカットフルーツオレンジを使用するとよい。

■ヘルシーサマーキウイ

作り方/ブレンダーに「スムージーベース トロピカルミックス」とIQFカットフルーツキウイ、ヨーグルトを入れ、最後に氷を入れてミキシングする。

ポイント/ヨーグルトはプレーンタイプを使用。甘みが足りない場合は、はちみつを適量入れるとよい。

■ハワイアンスピナッチ

作り方/ブレンダーに「スムージークリエーター」とIQFカットフルーツパインアップル、ホウレンソウ(ゆで・冷凍)を入れ、最後に氷を入れてミキシングする。

ポイント/スムージークリエーターを使用することで、季節の素材を使用したオリジナルスムージーが簡単に出来上がる。

◆丸源飲料工業(株) モナクリスタルフローズンスムージー

「モナクリスタル フローズンスムージーシステム」は、スムージーベースと氷を専用のMCブレンダーでミキシングするだけで、簡単に本格的なスムージーが出来上がる画期的なものだ。

同システムでは、スムージーベースやブレンダーなどのハード面だけではなく、スムージーベースを使用して作るアレンジメニューの紹介やオペレーションの提案などソフト面に関してもトータルサポートしている。

スムージーの基本となる生のフルーツや野菜は味や価格に季節変動があり、年間を通じて安定供給が困難だ。同スムージーベースを使用することで、氷と一対一の割合でミキシングするだけで果実感あふれるフレッシュなスムージーが簡単に出来上がる。

ベースの種類はフルーツ系の三種類(トロピカルミックス、ベリーミックス、シトラスミックス)と、野菜系の三種類(ベジタブルミックス、赤の元気野菜、緑の元気野菜)に加え、どんな食材を使用してもスムージー独特のなめらかなテクスチャーが表現できるニュートラルベース、「モナクリスタル フローズンスムージークリエーター」の計七種類。

さまざまな食材をプラスすることで店独自のオリジナルメニューが出来上がる。ブレンダーは、ハイスピード・ハイパワー、秒速で氷を砕く米国バイタミックス社製。店舗でのオペレーションや店舗環境に合わせて五タイプのブレンダーを紹介している。

スムージーの発祥地は米国西部。九四~九五年にかけて米国北西部でフレーバーコーヒーやフローズンコーヒーなどのスペシャリティコーヒーがブームになる一方、比較的気温の高い南西部ではフルーツを主体としたジュースバーがブームとなった。そのジュースバーで、生のフルーツと乳製品、氷をミキシングして飲まれたのがスムージーの始まりだ。

同社はこのスムージーにいち早く着目し、日本でも対応可能なオペレーションと味・品質の研究を繰り返し、ブレンダーも含めたオペレーションシステムを九八年、「モナクリスタル フローズンスムージーシステム」として発表。今日まで日本の外食産業におけるスムージーの先駆者として、同システムを外食産業の各分野に紹介している。

現在ではスムージーの認知度も日本に上陸した当初に比べ、かなり高くなってきている。今後は「ドリンク」「デザート」と並ぶ新たなカテゴリーとして確立すると思われる「スムージー」。同社は今後もさらに付加価値の高いメニューづくりのサポートをしていく方針だ。

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