（株）フォーシーズ（東京都港区、電話０３・３４０９・６０６１）は、フランス・ミシュランの三つ星シェフ、ジョエル・ロブション氏の料理を提供するレストラン「ラトリエ　ドゥ　ジョエル・ロブション」を、４月２５日、東京・六本木ヒルズにオープンする。

店名は、「ロブションのアトリエ」という意味で、シンプルフレンチがコンセプト。従来の堅苦しく重いイメージのフランス料理とは一線を画し、ロブション氏得意のじゃがいものピュレなど良質な素材そのもののおいしさを生かしたシンプルな料理をリーズナブルに提供、幅広い世代が気軽に自由に楽しむことのできる上質なカジュアルをめざす。

店内は、フランスの著名デザイナー、ピエール・イブ・ロブション氏が“コンビビアリテ（懇親性）”をテーマに設計。これまでのフランス料理店では見られなかったオープンキッチン、約五〇席のカウンターのみとなっている。日本のすし店のように客と料理人が会話を交わしながら、注文に応じ料理を提供することで居心地の良いコミュニケーション空間を創出する。営業時間は午前１１時～午後１１時。

また、レストラン横には約三〇坪の「ブティック・ロブション」を設け、店舗で焼いたオリジナルのパンやケーキ、チョコレートなどを販売する。営業時間は午前７時～午後９時。

同社は、ロブション氏の日本における権利を保有する（株）ソニー・ミュージックエンタテインメントの版権管理子会社である（株）グローバル・ライツ（東京都港区、岡田忠明社長）と日本国内でのレストラン事業のライセンス供与において提携しており、今回の出店が日本での一号店となる。