メニュートレンド:中華麺と冷麺の長所を融合 寿屋食品「じゃがいもラーメン」

2007.09.03 332号 11面

ジャガ芋を加えて“つるつるシコシコ”の食感を強力にアップ!寿屋食品(有)(名古屋市北区、電話052・901・9253)はこのほど、マッシュポテトフレーク(ジャガ芋の乾燥粉)入りの生中華麺「じゃがいもラーメン」を新発売した。

同商品は、ジャガ芋のでんぷん質と保水性を生かした弾力性豊かな麺の食感が特徴。温麺、冷やし麺、焼きそば、いずれにも最適だが、とりわけコシの強い食感が生きる冷やし麺は「秀逸の味わい」と好評だ。

「じゃがいもラーメンは中華麺と冷麺の長所を併せ持った新食感」と語るのは、ジャガ芋のブレンドに惚れ込み、自ら商品開発に努めたという芦田社長。「個性的ながら万人向けの味なので市場性は大きい」と自信満々だ。

商品化の皮切りは、「じゃがいもラーメン」(辣醤風味スープ/濃厚塩白湯本格スープ)、「冷し中華じゃがいも麺」(レモン入りスープ/ごまだれ冷しスープ)の市販向け4種類。

地元限定発売だが、かつてないユニークな食感が口コミで広がり、早くも外食筋から業務用製麺の引き合いが相次いでいる。業務用価格は中華麺相場の10~15%増を見込んでいる。

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