ゴキブリ全滅作戦 業務用電子科学殺虫機「クリーンホープ」好評、コスモ企画

1994.09.19 60号 30面

三人に一人は「ゴキブリを見たら二度と来店しない」というから飲食店経営者にとってゴキブリはまさに天敵。しかも、「食」を扱う商売ゆえに駆除も信用第一。「安全・清潔」でなくてはいけない。広く普及している駆除方法はバルサンタイプ。しかし、これは食器や厨房器具などを汚すので、後片付けが大変。そこで駆除専門業者への依頼となるが、コストが高くなり、年に数回しか依頼できない。このように、ゴキブリ対策は飲食店がかかえる共通の悩みである。そこで朗報。最近、口コミでレストランなどの飲食店はもちろん、旅館、給食施設から食品工場など多方面に「手軽でしかも安全にゴキブリを全滅できる」と評判を呼んでいるのが(株)コスモ企画(静岡県沼津市)の業務用電子科学殺虫機「クリーンホープ」。そこで、使い始めて一年という東京・渋谷のイタリアンレストラン「トラットリア・デル・マーレ」のオーナーシェフ樋口宏氏に体験を語ってもらった。

■使用一年シェフの声

「毎日営業時間が終わってから朝まで無人のところでクリーンホープを稼働させています。薬剤をガス化し、ミクロン粒子状に拡散させるドライ駆除方式ですが、無色透明、無臭。薬剤は人畜無害((財)日本食品分析センター〈厚生省指定検査機関〉試験済)ということで、食器や厨房器具の後片付けもいらず、とても楽になりました。効果もあります。おまけに、コストも安くなりました。以前は市販のバルサンで月一回約一万五〇〇〇円分位を購入して駆除していました。毎月のこの作業が無くなっただけでも従業員の負担が軽くなりよかったと思っています。コスト的にはリース代が月五二〇〇円、薬剤は年間一万五〇〇〇円位と、バルサンの年間使用分より安いんです。機械がコンパクトで、コンセントを差し込むだけ。未使用の時には隅に片付けられることも嬉しいです。自動タイマーを設定すると、まさに手間いらずです」。

樋口氏はホウ酸だんごから超音波まで、ありとあらゆる駆除を試してみたが、すべて期待ハズレに終わったという苦い経験を持つ。知人に勧められて試したクリーンホープでゴキブリが全滅したことは予想外のため、嬉しさもひとしおのようだ。

「トラットリア・デル・マーレ」はJR恵比寿駅から徒歩約五分のマンション一階にあり、客層は若い女性が多い。店舗面積は二〇坪、三四席。オープンしてちょうど三年目を迎える。店の裏側がマンションのゴミ集積所になっているため、ゴキブリが飛んでくることもしばしば。クリーンホープを利用し始めてからはそれも気にならなくなったという。

〈クリーンホープの概要〉

▽使用機材=電子殺虫機クリーンホープ▽使用薬剤=DDVP殺虫プレート▽駆除方法=ドライ駆除▽特徴=(1)食器の後片づけが不要(2)後始末の手間が省ける(3)タイマー使用により毎日忘れずに駆除ができる▽ランニングコスト一台当たり=電気代月々冬期以外約七〇円、冬期六六五円、薬剤代年間約一万五〇〇〇円▽メンテナンス=七年間無料、定期点検年四回、ほかにネズミの無料駆除サービスあり▽問い合わせ先=(株)コスモ企画(フリーダイヤル0120・607077)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら