全国焼肉協会、第1回全国焼肉協会認定ソムリエ・アドバイザー検定実施

2016.12.05 454号 16面
試験問題はアドバイザー70問、ソムリエ100問、試験時間は各1時間

試験問題はアドバイザー70問、ソムリエ100問、試験時間は各1時間

全国焼肉協会 山口悟会長

全国焼肉協会 山口悟会長

 ●焼肉プロを育成

 全国焼肉協会は11月15日、第1回「全国焼肉協会認定ソムリエ・アドバイザー」の検定試験をFBOアカデミー東京校などで開催。協会加盟店の従業員が全国から集まり、ソムリエ志願者172人、アドバイザー志願者94人が受験した。合格者は12日に同協会HP上で発表される。

 本検定は焼肉のプロフェッショナルを認定するもの。「焼肉のおいしさ、楽しさを多くの人に伝えることができる人材」「正しい知識を持ち、より安全に、安心して焼肉を提供できる環境を創造できる人材」の育成を目指して創設された。本検定を通じて焼肉店の経営者や従業員がレベルアップし、将来の焼肉文化を担う人材が育つことを目指している。

 アドバイザーは、歴史、接客、部分肉の知識、焼肉メニューの知識、衛生、栄養等の基本知識について出題。ソムリエは、アドバイザーよりさらに広く深い知識が問われる。応募資格は、同協会正会員の経営者、従業員(パート・アルバイトを含む)※ソムリエは焼肉店職務経験通算3年以上。検定合格者には、認定証が授与される。

 試験にあたり山口悟会長は「本検定は焼肉店の従業員が各自勉強を重ねた知識と技能を客観的に評価する試験。これをきっかけに法律や衛生などの知識も十分に習得し、今後の店舗運営や接客サービスに生かし、焼肉業界に発展に寄与してほしい」と語った。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 焼肉店