惣菜弁当研究所:ローカル名物紀行 栃木県「唐揚げ弁当」

2019.06.03 484号 10面
もりや「カラアゲ弁当」

もりや「カラアゲ弁当」

まごころ弁当「カラアゲ弁当」

まごころ弁当「カラアゲ弁当」

ほっかほっか大将 今市店「唐揚弁当」

ほっかほっか大将 今市店「唐揚弁当」

ほっかほか弁当 まるちゃん家 自治医大店「からあげ5弁当」

ほっかほか弁当 まるちゃん家 自治医大店「からあげ5弁当」

日本亭 那須インター通り店「デカから5弁当」

日本亭 那須インター通り店「デカから5弁当」

唐揚げのお家 ママちゃん「かぶと揚げ弁当」

唐揚げのお家 ママちゃん「かぶと揚げ弁当」

唐揚げの下から彩りがコンニチハ

唐揚げの下から彩りがコンニチハ

 ●デカっ!栃木県の重厚唐揚げ弁当 1個60g以上にギューギューご飯 蓋が閉まらない重厚さに誇り!

 「唐揚げ弁当」の差別化で分かりやすいのは、とにかくボリュームアップすること。全国的に驚異の重厚事例を散見できるが、とりわけ密集地域と目されるのが「栃木県」だ。唐揚げは普通の倍以上、1個60g以上が珍しくなく、唐揚げの厚みで蓋が閉まらないのがお約束。ギューギューに詰めたご飯、唐揚げに隠れた奥ゆかしい副菜も共通項。メインの唐揚げは「むね肉」と「もも肉」の両派に分かれ、むね肉の人気が一歩リードしているもようだ。(取材:2019年1~3月)

 ●「カラアゲ弁当」

 むね肉

 税込み580円/約660g 唐揚げ・約357g/ご飯・約303g

 重厚唐揚げ弁当の象徴

 栃木県の重厚唐揚げ弁当を象徴する存在。遠方から目当てに買いに来る唐揚げファンも多い。注文後に揚げるので15分ほど待たされるが、電話注文もOK。地元では事前電話が慣例。

 「もりや」 栃木県宇都宮市東今泉2-5-6

 ●「カラアゲ弁当」

 むね肉

 税込み430円/約635g 唐揚げ・約352g/ご飯・約283g

 ゲンコツむね肉の正統派

 住宅地の細道にありながら車で買いに来る常連客が多数。「もりや」同様、ゲンコツむね肉の正統派。写真ベタベタの店頭はロックな雰囲気が漂うが、店員は意外におとなしい。

 「まごころ弁当 八千代店」 栃木県宇都宮市八千代2-3-10

 ●「唐揚弁当」

 むね肉

 税抜き500円/約605g 唐揚げ・約325g/ご飯・約280g

 カット+パズル=双方両立の計算

 これでもかと詰め込まれた乱暴なイメージだが、実は、唐揚げが絶妙にカットされており、パズルのように組み合わせているので、内部に空間がない。歩留まりと食べやすさを計算した良心を感じる。

 「ほっかほっか大将 今市店」 栃木県日光市今市440

 ●「からあげ5弁当」

 もも肉

 税込み760円/約775g 唐揚げ・約463g/ご飯・約312g

 調味液なじんだ風味が自慢

 唐揚げ3・4・5個の弁当の他、単品で販売。調味液を30分以上もみ込み、さらに1日以上寝かせて、風味をなじませた独自味が自慢。同店の他、茨城県に数店舗ある。

 「ほっかほか弁当 まるちゃん家 自治医大店」 栃木県下野市医大前3-7-3

 ●「デカから5弁当」

 もも肉

 税込み760円/約672g 唐揚げ・約402g/ご飯・約270g

 正肉と脂身の五層ゲンコツ

 正肉と脂身が交互に重なった五層のゲンコツ形が特徴。揚げてから時間が経っても、脂身が高温を保っているせいか、ホカホカの状態が長持ちする。埼玉県春日部市に本社を置く弁当チェーン。

 ◎「日本亭 那須インター通り店」 栃木県那須郡那須町高久甲4582-11

 ●「かぶと揚げ弁当」

 半身

 税抜き730円/約500g 唐揚げ・約270g/ご飯・約230g

 骨付き半身でインパクト抜群!

 鶏半身を丸ごと揚げた見栄えがインパクト抜群。豪快に骨をしゃぶりながら食べる。これとは別の普通の唐揚げ弁当(むね肉)が主力。野球で有名な作新学院に近く、校内で出張販売を展開。

 ◎「唐揚げのお家 ママちゃん」 栃木県宇都宮市桜4-14-25

 ◆唐揚げの下から彩りがコンニチハ

 見た目、唐揚げの茶色一色だが、唐揚げの下には、桜漬け、たくあん、佃煮などの副菜が隠れている。あってもなくてもよさそうな感じだが、実際に食べると、これが絶妙なアクセントになる。重厚な半面、彩りと箸休めは譲れないというプロの小技が光る。

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