キラリと光る名脇役:「うどん工房 悠々」 パイナップル サワードリンク

2019.06.03 484号 14面
店内で手作りしてサービス

店内で手作りしてサービス

●“おもてなし感”ある一杯 女性の共感呼ぶツールに

ランチタイムは女性客が8割という「うどん工房 悠々」。2011年に、店主の中山優子さんが、「女性に食べてもらえるうどんを」と開業した人気店である。

店内の雰囲気やメニューには、女性店主ならではの感性が感じられるが、ちょっとした心遣いがプラスされているのも同店の魅力だ。例えば、着席してまず出されるのが、サービスの「パイナップルサワードリンク」。一口サイズだが、食事前のホッとするひと時を演出してくれる。

「食欲増進のほか、麺がゆで上がるまでの待ち時間に楽しんでもらえたらと、オープン時からセットしています。また、ドリンクの説明をすることで、スタッフとお客さまとのコミュニケーションツールにも。作り方を聞く人も多く、好評です」と中山さん。

材料は、パイナップルと酢、氷砂糖。1週間ほどなじませ、冷水で3倍に薄めて提供する。手作りの・おもてなし・が感じられるのも、女性客に支持される理由であろう。同店では、ソフトな接客や身だしなみなど、対応にも気を配っているとか。「小さなことから共感してもらえる店に」と、女性を意識した店づくりを中山さんは語る。

●店舗情報

「うどん工房 悠々」

所在地=兵庫県尼崎市南塚口町2-1-2 塚口さんさんタウン2番館1階

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