3大コンビニIDレシートデータから見る売れ筋商品ランキング パン編(2023年9月調査)
IDレシートデータから日本食糧新聞社が加工した3大コンビニの売れ筋商品情報を毎号ピックアップ。今号は2023年9月1日~30日の期間における「パン」の男女別売上げランキングをご紹介。ランキング表作成:日本食糧新聞社・新製品事業部/データ提供:フェリカネットワークス社
「ミックスサンド」は各社人気で、男女別に見てもすべて1位だった。
次いで、注目したいのが「メロンパン」だ。「国産小麦使用ふんわりメロンパン(セブンイレブン)」「ローソン 絶品メロンパン」「ファミマベーカリー ファミマ・ザ・メロンパン」と各社販売されているが、特に女性に人気で上位にランクインしている。
男女別で比較すると、やはり女性の方が菓子パンを好んで購入している。
セブンイレブンの「国産小麦使用チョコクリームのちぎりパン」は、男性では11位に入っていたが、女性では3位と人気上位だった。
ローソンの「猿田彦珈琲ぐるぐる珈琲ロール」は、男性では17位だったが、女性では3位となっている。
ファミリーマートの「八天堂 とろけるくりーむパン 紅はるか」は、男性ではランキング外だが、女性では2位と人気を集めていた。また、「生コッペパン」は男性に好まれており、「ダブルカスタード」「たまご」「コロッケ&たまご」「厚ぎりハムカツ」と4種類もランクインしていた。
○IDレシートデータ=約3万人の生活者から集まる買い物レシートを、フェリカネットワークス社が200チェーン、325万商品の独自マスタによって解析した流通横断の購買データベース
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◆セブンイレブン
○男女1位 「ミックスサンド」 302.4円(税込み)/306kcal
リピート購入必須
重さ108g(編集部実測)。原材料に記載されているアンチョビペースト、ニンニクはツナサンドに入っていると推定。そのためかリピート購入したくなるタイプのおいしさ。パンとの一体感もさすが!
○男性2位 「ハムとたまごのサンド」 334.8円(税込み)/318kcal
2つのたまサンを従えて
重さ118g(編集部実測)。真ん中のハムサンドを両脇のたまごサンドで挟んでいるさまが好ましい。2つのたまごサンドは味が異なり、一方は“卵が主役”感あり。もう一方はハムとの好相性が味わえる。
◆ローソン
○男女1位 「ミックスサンド」 297円(税込み)/297kcal
力強いおいしさ
重さ122g(編集部実測)。コンビニ3社ともミックスサンドの構成は同じだが、ローソンの品はツナの味が濃いめで力強い印象。薄いハムがパストラミ状に折り重なっていてチーズとのバランスも◎。
○男性2位 「シャキシャキレタスサンド」 311円(税込み)/212kcal
フレッシュ感が秀逸
重さ115g(編集部実測)。シャキシャキのふんわりレタスが、サンドイッチのフォルムが崩れるのも構わずたっぷり。レタスのフレッシュ感が際立ち、つい数分前に挟んだかのような手作り感がある。
◆ファミリーマート
○男女1位 「ミックスサンド」 298円(税込み)/283kcal
ずっしり安定の味
重さ127g(編集部実測)で今回取り上げたサンドイッチの中で最もずっしり感あり。原材料に記載のあるポテトサラダは(恐らく)ツナに入っているようで、ほどよく食べ応えをアップさせている。
○女性2位 「八天堂 冷やして食べるとろけるくりーむパン 紅はるか」 280円(税込み)/199kcal
八天堂を和菓子風に
八天堂「くりーむパン」がコンビニ商品に。とろけるような口溶けのクリームとサツマイモ餡の相性はばっちり。サツマイモの主張で和菓子寄りの味わいだが、クリームのコクが満足度を高めている。
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個数%=コンビニ各社の全商品購入総数(男女別)を100%としたときの割合
ユーザー率(%)=コンビニ各社の購入者の総人数(男女合計)を100%としたときの割合
※販売終了、リニューアル等、現在の販売状況は定かではありません。
※価格、カロリーは編集部が購入した商品表記の情報です。販売終了の商品については、後継と想定される商品を購入。