業界TOPICS:キリンビール、次世代ビールサーバー「TAPPY」導入2万店突破
キリンビールが展開する業務用次世代ビールサーバー「TAPPY(タッピー)」の導入店舗が2万店を超えた(2023年10月19日までの実績)。「TAPPY」は 3Lの小容量PETボトルを採用した独自開発のサーバーで、同社の調査では作業負荷とロスの軽減によって一般的な店舗で年間80時間、金額にして16万円のコスト削減効果がある。導入店からは「おいしい生ビールやサワー、ハイボールを簡便に提供できる」「洗浄時のビールロスが少ない」などと好評だ。新型コロナウイルスの5類移行を受け、業務用料飲店への来店客数が戻りつつあるものの、本格的な回復へは道半ば。生ビールの鮮度を保つ上で重要な回転率が上がらない中で、小容量であるメリットが発揮された格好だ。
物流面でも負荷が小さく、女性や年配のスタッフでも安心して作業できる。また一般的なサーバーに比べ内部のホースが短いため、洗浄時にロスとなるビールの量が少ないのも特徴だ。