パスタのアレンジますます拡大中:中華pasta 中華料理のスパイスをイタリアンに利かせた新味
「ロトブル イタリアン トーキョー」は中華料理店「青蓮」を展開しているベビーピュアのイタリアン業態だ。中華のスパイスを掛け合わせたイタリア料理をテーマにしている。「ラーメンと同様、中華の調味は小麦に合う」(菊池和也店長)と、同店の「ペペロンチーノ」は、オリーブ油を合わせた自家製麻辣油と、タバスコのイメージで塩漬け唐辛子を使用し、素揚げナスを具材にしている。「ボロネーゼ」は豆板醤、山椒、ニンニク、オリーブ油で調味し、照り焼きチキンのイメージでチャーシューをトッピング。中華×パスタの融合は斬新だが、「中華に振り切り過ぎてもいけない。パスタを食べに来たお客さまは、やはりパスタが食べたい。『パスタだけど中華っぽいね』ぐらいのギリギリのアレンジが大事」と、菊池店長は言う。
●店舗情報
「ロトブル イタリアン トーキョー」 所在地=東京都中央区築地5-6-4浜離宮三井ビルディング1階/席数=75席/営業時間=11時30分~15時、17時~22時。土日祝休/平均客単価=昼1,100円、夜4,000~4,500円
「チャーシュー入り麻辣肉ボロネーゼ」 1,200円(税込み)
既存のミートソースに豆板醤、山椒、ニンニクを利かせ、チャーシューをのせる
「生ハムとナスの麻辣油ペペロンチーノ」 1,200円(税込み)
人気第1位の商品。生ハムを添えてイタリアンのテイストも残している