東京は初セレクション以降の全18回、星つきが世界最多の快挙

木村拓哉氏が登壇

　日本ミシュランタイヤは10月、「ミシュランガイド東京2025」を発表した。掲載件数は昨年を上回り507店で、三つ星12店（うち、新規掲載は1店）、二つ星26店（うち、新規掲載は1店）、一つ星132店（うち、新規掲載は3店）。次いで、ビブグルマンは110店（うち、新規掲載は13店）で、昨年から登場した「セレクテッドレストラン」は227店（うち、新規掲載は41店）。サステナビリティに積極的に取り組む「ミシュラングリーンスター」は12店（うち、新規掲載は1店）。東京は18年連続で、今年も世界で最も星つき店が多い都市となった。

　また、自身の仕事やキャリアが手本となるようなシェフに授与される「メンターシェフアワード」には「鮨かねさか」の金坂真次氏が、おもてなしに優れたスタッフに授与される「サービスアワード」には「スィークル」（フランス料理）のエグゼクティブ・ディレクターの安井理恵氏が、それぞれ選ばれた。今年から新設されたワインの専門知識やサービス技術に優れたソムリエに授与される「ソムリエアワード」には「エスキス」（フランス料理）の総支配人兼シェフソムリエの若林英司氏が選ばれた。

　選出された店情報はミシュラン公式Webサイト、アプリで公開。書籍は全国の主要書店で販売されるほか、今年からは世界初となる電子書籍版も取り揃えた。

　セレモニーには、同社が全面協力したスペシャルドラマ「グランメゾン東京」、映画「グランメゾン・パリ」から俳優の木村拓哉氏、玉森裕太氏が登壇し、三つ星を授与した店の発表と記念品の贈呈を行った。木村氏は、自身が劇中で演じた三つ星獲得を目指すシェフの役柄との思いを重ね、「三つ星の盾を皆さんにお渡しする際に、感情的になりそうな自分がいる」と、感慨深い様子で語った。

　★★★　三つ星店舗

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