ファンくる・モモちゃんのなるほど外食データ:国内リピーターを増やすポイントは?
●「料理の味」は当たり前
昨今インバウンド客が増加し、飲食店も賑わいを見せています。インバウンド客は新規顧客として非常に重要である一方で、店舗経営の安定性を担保するのは、リピート頻度の高い国内(地域)リピーターです。そこで今回は、ファンくる会員924人を対象に「飲食店を選ぶ際に最も重視する点」について調査を実施しました。
調査の結果、「料理の味」は年代問わず最重要項目であることが明らかになりました。その上で、「価格の安さ・コストパフォーマンス(コスパ)」の重視度は、全体的に見て20・30代の方が40・50代以降より高い傾向が見受けられました。
また、20・30代の中でも女性の方が「コスパ」と「口コミの点数」を重要視していることもわかりました。この層は口コミを重視する情報感度の高い層だと推測できます。そのため、外食1回当たりの費用は抑えながらも、多くの店を試すような高頻度な外食が期待できそうです。
一方、40・50代以降の「コスパ」重視層の背景は異なります。この層は約7割が既婚者であり、さらに既婚者の中でも76.2%が3人以上で暮らす世帯(子育て家庭)であることがわかりました。このデータから、40・50代のコスパ重視の背景には、家計を意識していることがうかがえます。つまり、いかに「家族全員が満足でき、かつ家計に無理のない高品質な外食」であるかが重要というわけです。
店がどの年代をターゲットにするかによって、アピールすべき「コスパ」の意味や戦略は大きく変わってきそうです。20・30代は女性を中心に口コミも重視する傾向から、口コミを強化しつつコスパへの訴求を踏まえて「また来たくなるような仕掛け」を効果的に活用する戦略が有効。一方で40・50代以降の年代には、「家族のために賢くお金を使いたい」という価値観がうかがえるため、そうした背景を踏まえたアプローチが効果的になってくるのではないでしょうか。
●ファンくる
国内最大級の顧客満足度向上プラットフォーム。お客さまのホンネを基に、効率的に顧客満足度を高めることが可能。定期的に意識調査も行っている。/運営=(株)ファンくる












