ファンくる・モモちゃんのなるほど外食データ:屋外での外飲みは月に1回以上24%

2024.08.05 546号 06面

 空調が効いた室内でお酒を楽しむのもいいですが、屋外で心地よい風を感じながらお酒を楽しむのが好きな人も少なくないのではないでしょうか。テラス席、ビアガーデンをはじめ、屋外で楽しむお酒は店内では味わえない開放感や特別感があります。

 今回は、屋外での外飲みについて「ファンくる」会員1016人(男性246人、女性770人)に調査を実施しました。

 屋外で外飲みをすることがある人は66%でした。屋外での外飲みの頻度は、「半年に1回」が26%と最も多く、次いで「年に1回」22%、「2~3ヵ月に1回」21%となり、24%が月に1回以上屋外でお酒を楽しんでいることがわかりました。屋外での外飲みは「友人・知人」とする人が43%と最多で、次いで「家族・親族」が35%でした。年代別に見ると、20代では62%もの人が「友人・知人」と屋外での外飲みを楽しむことが多いことが明らかになりました。

 また、屋外で外飲みをする場面は「お花見や花火大会などのイベントの際」が40%と最多で、「友人・知人と遊ぶとき」が30%と続きました。こちらも20代では「友人・知人と遊ぶとき」が43%と、「お花見や花火大会などのイベントの際」よりも多くなっています。屋外で外飲みをする際の平均予算は、1人当たり「2000~3000円未満」が35%と最も多く、次いで「1000~2000円未満」が26%でした。

 今回の調査で、年に数回のイベント時に屋外での外飲みを楽しむ人が多いことがわかりました。一方で、およそ4人に1人が毎月屋外で外飲みを楽しんでいることや、20代では「友人・知人と遊ぶとき」に屋外での外飲みを選択していることから、お酒離れが叫ばれる若い世代であっても、飲みながらのコミュニケーションは変わらず行われていることがうかがえます。

 テラス席やテイクアウトでの販売など、屋外でお酒を楽しめるサービスは20代の集客に有効かもしれません。

 ●ファンくる

 国内最大級の顧客満足度向上プラットフォーム。お客さまのホンネを基に、効率的に顧客満足度を高めることが可能。定期的に意識調査も行っている。/運営=(株)ファンくる

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