ニョッキ・黒トリュフのカッチョ・エ・ペペ 14$

ニョッキ・アル・ポモドーロ 10$

ニョッキ・アル・ペスト 11$

シンプルなメニュー

ニョッキ・アラ・ウォッカ 10$

ティラミス 6$

IHコンロと鍋があるだけの小さなオープンキッチン

外観

　●4種のシンプル・メニュー

　オープンするや、最もホットなストリートフードとしてテレビや新聞に紹介された「ニョッキ・オン・ザ・ナインス」。10＄ぽっきりでコンフォートフードのニョッキが食べられるという気軽さが受け、一年と経たないうちに、ロケーションを4軒に伸ばしている。

　容器は、おなじみの中華料理のテイクアウトに使われる定番のタイプと同様。チャーハンや焼そばを食べる感覚でニョッキを食べるのも新鮮だ。スパゲティをテイクアウト容器からフォークに絡めて食べるのはコツがいるが、ニョッキなら簡単に食べられる。

　イーストビレッジにある第1号店は、3～4人入れば、身動きができなくなるほど小さな店だ。店舗部分の敷地の半分をオープンキッチンが占める。鍋5つだけで十分回していけるのは、提供しているのがパスタのみ、しかもニョッキ・オンリーだからだ。ニョッキをゆでてソースを絡めるだけでできるから、スペースも用具もあまりいらない。

　同店のメニューは、至極シンプルでニョッキ4種類のみ。

　○ニョッキ・アル・ポモドーロ（リッチなトマトソースのニョッキ）

　○ニョッキ・アラ・ウォッカ（トマトとクリームのソースのニョッキ）

　○ニョッキ・アル・ペスト（バジルペストソースのニョッキ）

　○ニョッキ・黒トリュフのカッチョ・エ・ペペ（ニョッキをクリーミーなペコリーノ・チーズとトーストした黒コショウのソースで和え、ひいた黒トリュフを振りかけたもの）

　ほかにシーザーサラダとティラミスのチョイスがあるだけ。

　プラス3＄でグルテン・フリーのニョッキを選ぶこともできる。また、ブッラータというコクのあるナチュラルチーズも3＄で追加できる。

　小腹が減ったときに、ランチに、夜食に、夕食に1品足すために、と多目的に立ち寄れる店で、次から次へと人が入っている。

　●店舗情報

　「ニョッキ・オン・ザ・ナインス（Gnocchi on the 9th）」

　所在地＝315 East 9th Street New York NY

　開店日＝2024年4月