ユニフロー、新カウンタードア発売 自閉時の衝撃を緩和

2009.05.04 357号 04面

 業務用スイングドアのパイオニアであるユニフローはこのほど、業務用自閉式カウンタードアの新タイプとして「ミニスイングドアPタイプ」=写真=を発売した。扉部面材をアルミの単板にして芯材をなくし、扉重量を従来型の約6割に軽量化して扉が自閉する際の跳ね返りを弱めることで、扉が人や壁へ当たった際の衝撃を小さくした。さらに、安全性の観点から、ヒンジ耐荷重量を20kgにして、万一、小さな子どもがドアにまたがっても耐えられる強度にした。店舗やレストランなどでのカウンターの間仕切り用として販売展開していく。

 1mm単位で製作するので、既存施設への設置にも対応できるほか、各種フィルム・シートも貼れるので、デザイン面での細かなニーズにも対応できる。また、水洗いや中性洗剤を使った洗浄も可能。

 スイングドアは軽く押すだけで開き、通過後は自重で自動的に閉まるのが特徴。スーパーマーケットや商業施設、食品工場などで間仕切り用に広く使われている。同社は業務用スイングドアのパイオニアとして、国内で約30年間トップシェアを維持しており、ミニスイングドアは、業務用スイングドアで培った技術を生かして開発した。

 仕様は次の通り。

 ▽型式=MP-1▽枠開口寸法=片開き幅300~700mm、両開き幅600~1400mm▽高さ=400~800mm▽価格=オープン

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