シェフの愛用食材:ビストロリヨン・堂下浩氏 アクアメール「ゲランドの塩」

2010.05.03 371号 15面
「用途に合わせた ゲランドの塩シリーズ」

「用途に合わせた ゲランドの塩シリーズ」

堂下浩統括総料理長

堂下浩統括総料理長

 大手町ビルの地下1階にあるビストロリヨン。昼間はランチ、夜はワイン客でにぎわう。

 「ワインを楽しむ方にとって、塩は大事な要素なのです」と堂下シェフ。

 「ワインとともに楽しむ料理には、少々塩が入っていた方がよい。しかし、舌を刺すような塩辛い塩では、料理を台無しにしてしまう。食材の味を引き出し、かつ優しい味の塩を探し求め、このアクアメール社のゲランドの塩に出合いました」という。

 一言で表すと「まるい塩」なのだそうだ。

 ゲランドの塩は、一切添加物を使用しない、フランス有機農業推進団体(ナチュール・ド・プログレ)認定品。まるく、優しい味、そして添加物が一切入っていない、体に優しい塩でもある。堂下シェフもこの2点を気に入っており、顆粒、あら塩、海の果実の3種を使用している。

 「顆粒はきめが細かく、溶けやすいので、魚のマリネや魚の下ごしらえに。あら塩は、しっかり天然の塩味が付きますので、自家製ベーコンやソーセージ、パテを作る時に使用します。パスタをゆでる際もいいですね。軟らかく、しかし、しっかりとパスタに塩味が入ります。海の果実は、ポワレ、サラダの仕上げにパラパラッとかけます。この何粒かで、味が違う。この3種あると、さまざまな用途に合わせて使用できるので、とても便利です」と堂下シェフ。

 塩にこだわり始めたビストロリヨン。シェフの腕と食材へのこだわり、そして、ゲランドの塩との優しいハーモニーを、ワインとともにぜひ、味わいたい。

 ◆アクアメール「ゲランドの塩〈顆粒〉〈あら塩〉〈海の果実〉」

 美しい大西洋に囲まれたフランス・ブルターニュ半島。その南部に位置するゲランド。ここでは、太陽と風の力だけで結晶化した塩を手作業で収穫する。アクアメール社では、料理に合わせて使いやすく、顆粒、あら塩、海の果実の3種に分けて販売。調理のどの段階でも、上手に自然の塩の味を加えられると人気だ。

 〈顆粒〉規格=125g、250g、500g、1kg

 〈あら塩〉規格=1kg

 〈海の果実〉規格=125g、250g、1kg

 ●問い合わせ=(株)アクアメール 東京都港区赤坂8-4-7 電話03・5414・7187

 http://www.aquamer.jp/

 ◆ビストロリヨン・堂下浩シェフ プロフィール

 堂下浩(どうした・ひろし) 大手町ビストロリヨン、茅場町ビストロマルセイユ、タウンクライヤー日比谷、統括総料理長。

 神戸ポートピアホテルメーンダイニング「アランシャペル」にて部門シェフとして6年間勤務。オテル・ド・ミクニの姉妹店「リヨン」にて3年間料理長を務め、2006年5月大手町のビストロリヨン料理長に就任。

 ◆「ビストロリヨン」店舗概要

 所在地=東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビルB1

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