街で見つけた繁盛メニュー その発想に学べ!(12)豆チーズモッツァレラのカプレーゼ

2019.10.07 488号 12面
やわらかいコクと軽い口溶けがまさにモッツァレラチーズ!

やわらかいコクと軽い口溶けがまさにモッツァレラチーズ!

丸い型に入れて固めると、見た目もモッツァレラそのもの

丸い型に入れて固めると、見た目もモッツァレラそのもの

スライスして盛り付けし、オリーブ油をかける

スライスして盛り付けし、オリーブ油をかける

不二製油「大豆舞珠(マメマージュ)」

不二製油「大豆舞珠(マメマージュ)」

 ◇豆乳クリームで作る「豆チーズモッツァレラのカプレーゼ」

 ●動物性原料不使用のモッツァレラ

 飲食店では訪日観光客を見据えたメニューの用意はいまや、必須事項といえます。特に動物性原材料不使用のメニューは、ぜひとも用意しておきたいところ。そこで今号は、動物性原料を使わないカプレーゼをご提案します。

 豆乳クリームをモッツァレラチーズ風に仕立てたカプレーゼです。モッツァレラチーズを使うよりコストが安く、味わいにクセがないのもいい。ヘルシーなカプレーゼとして、メニューの差別化にもつながります。

 ●豆乳クリーム+ゼラチンでとろける味わい

 豆乳クリームは今回、大豆で作ったクリームチーズ状の「大豆舞珠(マメマージュ)」を使用。「大豆舞珠」500gとゼラチン20gを溶かすように温めながら混ぜ合わせます。これを丸氷の型に流し込み、冷やして固めます。後は普通のモッツァレラチーズと同様、スライスしてトマトとともに盛り付け、オリーブ油、塩、ブラックペッパーをかけ、バジルを盛り付けたら完成。

 豆で作ったチーズは、モッツァレラとよく似た口当りとコクがありますが、ゼラチン+豆乳クリームでできているため、口に入れると溶けるような軽い舌触りが楽しめる。この点は、もっちりとした本物のモッツァレラとはまた違った魅力です。カプレーゼだけでなく、さまざまな前菜やサラダのトッピングなど、モッツァレラチーズと同様の使い方で、多彩に活用できるのではないでしょうか。

 (飲食店プロデューサー 青島邦彰)

 ●使用食材

 不二製油「大豆舞珠(マメマージュ)」

 大豆でできたクリームチーズ様の素材 規格=500g

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら