【動画】ワケありの盛り付け:まぜたらアカン!まぜそば 麺はご飯、具材はおかず感覚

2022.01.03 515号 17面
濃厚まぜそば Mサイズ 850円(税込み)※ワカメスープ付き 具材は、鶏もも天ぷらトマトソース、豚肩ロースのカレー焼き、パプリカ素揚げの岩塩かけ、モヤシナムル、半熟卵、カイワレ大根マヨネーズ、しば漬け

濃厚まぜそば Mサイズ 850円(税込み)※ワカメスープ付き 具材は、鶏もも天ぷらトマトソース、豚肩ロースのカレー焼き、パプリカ素揚げの岩塩かけ、モヤシナムル、半熟卵、カイワレ大根マヨネーズ、しば漬け

 一般的な“まぜそば”は、麺とタレ、具材をしっかりと混ぜて食べるのが鉄則。しかし、「まぜたらアカン!」と看板に表記し、新しい食べ方でまぜそばの魅力をアピールしているのが、2021年6月にオープンした「シュリケン164」だ。

 麺メニューは「濃厚まぜそば」のみで、ごま風味のタレを麺にしっかりと絡めてから盛り付ける。トッピングするのは、味や食感もさまざまな7種類の具材で、色合いも美しい。麺とタレを混ぜる必要がないので、「麺と具材を交互に食べながらどうぞ」というのが同店流だ。

 「麺はご飯、具材はおかずの感覚で楽しんでもらいたいと、このスタイルを考えました」と、山本浩店主。「次は何を食べようか」と、弁当を食べるときのようなワクワク感ある商品を目指したという。

 鶏天や豚肉の焼き物などの具材は、オーダーを受けてから調理して出来たてを提供。豚肉には、スパイスから作るカレーを合わせるなど、味付けにもこだわった“おかず”の一品となっている。

 新スタイルのまぜそばは女性や若者に好評で、集客も順調。辛くないタレなので子どもも食べやすく、親子連れでの利用も多いという。「この味を目指して足を運んでもらえる店を目指したい」と、山本店主は抱負を語る。

 ●店舗情報

 「シュリケン164」

 所在地=大阪府東大阪市四条町4-3

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