片栗粉特集2025

片栗粉に不可欠な北海道産バレイショでんぷんは供給不安が続き、輸入品の浸透が進む。SMでは海外産やタピオカが「片栗粉」として棚に並び、外食も国産に戻らない例が増えている。価格上昇や農家減少も重なり、将来的に道産の存在が薄れる懸念がある。安定供給のため、農家支援や耐暑性種イモの開発など抜本的対策が急務となっている。
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◆片栗粉特集:海外産が国産を侵食 信頼揺らぐ道産供給対策を
粉類 特集 2025.10.03片栗粉に使われる北海道産バレイショでんぷんは、産地の不作を理由に供給量が2年連続で前年比10%減となり、メーカーはその中での販売を余儀なくされている。海外から輸入でんぷんなどを購入し供給することで、北海道産の不足分を補っている。ザラ場といわれる中華を…続きを読む
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片栗粉特集:全国片栗粉組合・山本純三理事長 安定供給体制を構築
粉類 特集 2025.10.03片栗粉の加工メーカーとその取引商社などで構成される全国片栗粉組合は、北海道産バレイショでんぷんの安定供給体制の確立と認証マーク普及による品質の向上など、総力を挙げて市場安定化に取り組む。ここ数年の度重なる値上げや供給制限、EU輸入でんぷんを駆使した国…続きを読む
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片栗粉特集:川井清光東京支部長 国産信頼回復の正念場
粉類 特集 2025.10.03全国片栗粉組合は、片栗粉の加工メーカーとその取引商社などで構成される。東京、中部・関西、西日本の各支部があり、31社の会員が加盟する。東京および西日本支部長に市場の現状と課題について聞いた。 * ◇支部長に聞く 全国片栗粉組合・川井清光東…続きを読む
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片栗粉特集:鷲尾新治西日本支部長 重要素材、連携し取組む
粉類 特集 2025.10.03全国片栗粉組合は、片栗粉の加工メーカーとその取引商社などで構成される。東京、中部・関西、西日本の各支部があり、31社の会員が加盟する。東京および西日本支部長に市場の現状と課題について聞いた。 * ◇支部長に聞く 全国片栗粉組合・鷲尾新治西…続きを読む