アサヒビール（東京都墨田区、０３・５６０８・５１２６）は、ウイスキー「ベン・ネヴィス　シングルモルト１０年」など３品を６月２５日から全国発売した。蒸留所ごとの個性を楽しむシングルモルトウイスキーの人気の高まりに伴い、ラインアップの幅を広げるとともに、ホテルバー、オーセンティックバーをはじめとした料飲店への積極的な拡販をすすめる。

▽「ベン・ネヴィス　シングルモルト１０年」は、ベン・ネヴィス蒸留所をニッカウヰスキー（株）が買収。日本から技術陣を派遣するとともに生産を再開させた。ニッカウヰスキーの製造技術とスコットランドの気候風土が融合したモルトウイスキーとして、英国のウイスキー専門誌などでも高い評価を受けている。アルコール度数４３％。

７００ミリリットル、５０００円。

▽「ブナハーブン１２年」は、海に面したブナハーブン蒸留所で製造。ウイスキーの味わいにも甘く花のような香りとともに、ほのかな潮の香りが特徴となってあらわれ、さまざまなブレンデッドウイスキーの“キーモルト”ウイスキーとして使われている。アルコール度数４０％。

７００ミリリットル、５０００円。

▽「タムデュー」は、タムデュー蒸留所製造。現在でも木桶による発酵や伝統的な製麦方法にこだわり、スコットランドでもめずらしい自家製の麦芽を１００％使用している蒸留所として知られている。淡い琥珀色と、麦芽の甘みがほのかに残るウイスキーとして、フランスやイタリア、スペインなどでも飲まれている。アルコール度数４０％。

７００ミリリットル、４０００円。