ホクレン「牛乳チャンス総選挙」 飲みたくなる場面、一番はお風呂上がり

医学博士で温泉入浴指導員の一石英一郎氏(左)と黒政聰氏(中央)と「ミルク大臣」を務める寺田心

医学博士で温泉入浴指導員の一石英一郎氏(左)と黒政聰氏(中央)と「ミルク大臣」を務める寺田心

 ホクレン農業協同組合連合会(ホクレン)が2023年12月~24年2月に実施した「牛乳飲みてぇ!牛乳チャンス総選挙」で、「お風呂上がり」が「牛乳が一番飲みたくなるシーン」として選ばれた。総投票数7万8998票のうち2万9110票を獲得。3月27日に東京都港区のベクトルスタジオで行った結果発表会で、「ミルク大臣」を務める俳優の寺田心立ち会いの下、公開した。

 酪農畜産事業本部酪農部生乳共販課の黒政聰氏は「第1回に引き続き、多くの参加を得て大きな反響を得た」と評価。資材価格上昇などによる北海道酪農家の厳しい状況や、物価高によって増す家計負担に触れ、「複数回の乳価の値上げを行った。その中で北海道産、国産の牛乳・乳製品を手に取ってもらっている」と感謝を述べ、「今後も北海道産牛乳から作った高品質の牛乳・乳製品を安定的に供給し、北海道酪農の生産基盤の維持においてより一層の事業拡大の必要がある」と強調した。

 結果発表会では22年12月から「ミルク大臣」を務める寺田が、「お風呂上がり」に合わせた牛柄の浴衣姿を披露。ゲストとして登壇した医学博士で温泉入浴指導員の一石英一郎氏と牛乳の効能に関するクイズを実施した。

 同キャンペーンは、ホクレンが23年9月~11月に実施した「同牛乳相方総選挙」に続く総選挙企画第2弾。北海道の酪農家約4500戸の拠出金からなる北海道産牛乳・乳製品の需要拡大運動「ミルクランド北海道」の一環として実施した。消費者が牛乳に関して考えるきっかけを作ることを目的としている。

 3月28日からは「風呂上がりはやっぱり北海道牛乳キャンペーン」を実施。ミルクランド北海道公式インスタグラムをフォローし、キャンペーンの投稿に「いいね」とコメント欄に北海道酪農への応援メッセージを入力することで応募が完了。抽選で2人1組に「北海道牛乳を風呂上がりに味わえる北海道温泉旅行牧場体験付き1泊2日」をプレゼントする。(紫藤大智)

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