イカ不漁で代替模索 低利用資源活用も 「ドスイカ」に期待感

イカ類の漁獲量

イカ類の漁獲量

 イカの漁獲量減少が続いている。水産庁の水産物流通調査によると国内のスルメイカ漁獲量だけを見ても、2013年の18万tから24年は2万tに届かず、この間で約9割減少した。イカを使った加工食品が多い中で、代替品の模索が続く。水産練り製品などを活用した“イカ風”商品で対応する動きもある一方で、昨年末から低利用資源「ドスイカ」が市場に出回り始めており、イカリングフライなどの加工食材として注目されている。(山本大介)

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