ユニー、キリンビバレッジと共同企画 子ども食堂に寄付金贈呈
●支援キャンペーン展開
【中部】ユニーは、キリンビバレッジとの共同企画として23年11月から24年1月の期間中、アピタ、ピアゴ、ユーストアの131店舗で、こども食堂への寄付を目的としたキャンペーンを実施した。3月22日に集まった寄付金63万3945円をこども食堂の支援のため、認定NPO法人全国こども食堂支援センター「むすびえ」に贈呈した=写真。
同キャンペーンでは「キリン 午後の紅茶」を1本購入につき、1円が寄付金になる。ユニーとキリンは共同で「子どもたちの未来を応援しよう」をスローガンに、アピタ、ピアゴ、ユーストア各店の店頭に特設売場を展開し、ポスターや販促物などでアピールし、寄付金を集めた。
寄付金は、全国各地の地域ネットワーク団体が活動しやすくなるための支援を行っている「むすびえ」によってこども食堂の支援に活用される。こども食堂は、24年2月時点で全国に約7300ヵ所あり、子どもや高齢者まで幅広い世代の人たちのための居場所として孤食の解消や地域の交流の場づくりなどの役割を担っている。全国の子どもたちがより安心して行ける場所となるよう、環境を整えるための活動に役立てられていく。(坪内美奈)