特集・食品工場のカビ対策2024：REPORT＝かんきつ類の一時保管中に生えるカビを抑制し廃棄を減らす
1 各農家でミカンを保管している倉庫内に除菌剤を空間噴霧している様子
◆REPORT＝かんきつ類の一時保管中に生えるカビを抑制し廃棄を減らす
商品企画・制作などを行う開発資材（株）では、愛媛県のかんきつ類農家から「一時保管中のミカンにカビが生え、廃棄量が増えてしまい困っているため、除菌剤による改善策はないか」との相談を受けた。そこで2017年8月、食品添加物殺菌製剤「食添・ピーズガード」（以下、ピーズガード）を製造・販売する（株）ピーズガードと共に、ミカンを一時保管する倉庫内への除菌剤の空間噴霧を通じた実証実験を開始
