国産梅、過去最大規模の不作 天候不順・害虫被害 梅振興議連で報告

農産加工 ニュース 2024.06.19 12775号 02面
森山裕会長

森山裕会長

中田吉昭和歌山県漬物組合連合会理事長

中田吉昭和歌山県漬物組合連合会理事長

総会会場内に設営された梅加工品

総会会場内に設営された梅加工品

 梅振興議員連盟(会長=森山裕衆議院議員)は13日、第28回総会を参議院議員会館で開催した。農林水産省から23年決議書の対応状況と梅情勢についての報告後、各産地・加工業者の活動状況を共有。1都5県の主要産地は、昨夏から続く天候不順や害虫発生の影響を受け、24年産は過去最大規模の不作という厳しい状況を訴えた。
 農水省によると、23年の栽培面積は生産農家の減少や高齢化で前年比2%減となり、収穫量は同1%減の9万5500tだった。出荷量は21年以降減少傾向

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