秋サンマ、今年も「低水準」 水産庁

水産加工 ニュース 2024.08.02 12800号 01面

 水産庁は7月30日、8~12月のサンマ漁況見通しについて、北海道東~常磐の海域にかけて「来遊量は昨年と同程度の低水準となる」と発表した。歴史的な不漁が続くサンマ漁だが、今年も漁獲量の回復は見込めないもよう。また魚体についても、食用に適する1歳魚のサイズはかなり小ぶりとなる可能性を指摘。サンマといえば29cm以上で130~140g台が一般的だが、漁獲の主体はこれより小さく80~100g台と予測している。
 漁場の形成では、8~9月には「北海道~ウルップ

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