胃心伝真=道内ラーメン事情(24年秋)
北海道内の業務用ラーメン業界がにわかに騒がしい。もともと新規参入と撤退で出入りの激しい業界だが、「コロナ対策で受けた融資返済に行き詰まり廃業する店が増加傾向」(製麺業者)という。人手不足や水道光熱費、原材料、資材の高騰も店舗経営を圧迫する▼この数年、再編・淘汰の波が一気に押し寄せた。小林製麺がヨシムラ・フードHD、森住製麺は健康関連事業を手掛けるテレスグループ、一柳製麺もフーデックスHD傘下入りするなど中堅製麺の経営は様変わり▼チェーンでもPLUS2がM&A戦略を加速。「味