仏グアドループから熱視線 一線画すラムに注目 カリブ海のテロワール日本へ紹介

酒類 ニュース 2024.11.08 12850号 08面
グアドループ諸島の日常に根付いているアグリコル・ラム

グアドループ諸島の日常に根付いているアグリコル・ラム

ボトルもスタイリッシュな「パンチ・マビ」のロリー・ルレル氏

ボトルもスタイリッシュな「パンチ・マビ」のロリー・ルレル氏

 フランスの海外県であるグアドループ諸島のラムが、日本へ熱視線を送っている。世界のラム生産量の10%にも満たないボリュームでありながら、独自の酒類文化を育んできた同地のアグリコル・ラムは、カリブ海のテロワールを色濃く反映。伝統的製法をベースに、環境負荷の低減にも取り組む現代的な商業ラインにも対応する。日本ではカクテルなどに用いられるイメージが強いラムだが、一線を画した酒類文化が注目されそうだ。
 フランスの首都パリから7000km、日本からは1万350

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