「量より質」へ転換を進めるローソン108の店舗。鉄道駅への出店にも積極的だ=11月4日タイ・バンコクで小堀晋一写す
タイにコンビニエンスストアが登場して今年で35年。この間に、業界首位のセブンイレブンに続いてファミリーマートやローソン(店舗名はローソン108)なども相次いで出店。地場資本による店舗展開などもあって、今ではコンビニはタイでも国民生活を支える重要な生命線となっている。その数、全国で総計2万店を超え、うち1万5000店をセブンが占める。一見すれば、セブン一強の時代が今後も続きそうにみえるが、そうとも言い切れない新たな動きも広がっている。タイのコンビニ戦争は第2幕へ。